東京工業大学附属科学技術高等学校 理科・物理

教育方針

理工系大学に進学するために必要な基礎学力を育てる。それと同時にSSHなどの実践を通し、科学・技術科の各分野(5分野)を学習する上で必要となる基礎学力を育む。 

教育への取り組みと計画

(1)基礎学力をつけるためには内容の理解とともに、繰り返し演習を行い、理解度を深めることが必要になる。そのためになるべく授業中に演習の時間を取り、生徒個人のレベルアップを図る。 

(2)2年生の授業では、科学・技術科の各分野特有の理科的な要素を考慮し、各分野の内容との関連をできるだけ抽出し、生徒に興味を持たせ、分野ごとに考えた授業を発展させていく。 

(3)SSHにかかわり各分野での授業になるべく参画する。

(4)「さきがけ教育」の研究開発を進める。

(5)夏休みなどの補習を充実する。

中学生向け案内

君も第2のガリレオに!!

 物体が動いたり、止まったり、振動したり、温度が変化したり・・・等を「物理変化」と言います。その原因をつきとめるのが「物理」の勉強です。具体的には、力の作用、光や音のもつ現象、電気や磁気の性質、原子の構造などを学ぶことになります。 

実験風景

本校生向け案内

 物理とはさまざまな自然現象を理論的に解明する「難しい科目」であると思い込んでいる生徒が多いようです。それは、物理で使われている専門用語が我々が日常生活で使用している用語とを混同して使用するために、物理量の意味が理解できず一層難しいものとしている場合があるのです。物理を理解するには、物理で使用される用語・記号の意味を既成の概念からはなれて、物理的に新しいものとして理解しましょう。

 物理量は必ず基本量として長さ、質量、時間、〔L〕、〔M〕、〔T〕を用いて表すことをまず理解すると良いでしょう。

 また、教科書・授業中の内容・公式・法則等をすべて正しいとして覚えるのではなく、常に現象に対して「なぜそのようになるのか?」と疑問をもち、十分考えながら理解するように心掛けると良いと思います。 

科目紹介

1年

物理基礎

2年

科学と人間生活

物理

科学技術研究(機械)

科学技術研究(応用化学)

先端科学技術入門(建築)

3年

物理

地学基礎

教員紹介

今田 隆之

小佐野 隆治

長谷川 大和

小菅 京